完全母乳で子育てをしていると必ず授乳を辞める時がやってきます。
そのタイミングはママによって様々。
仕事を始める、母乳トラブル(乳腺炎等)、離乳食を全く食べてくれない、夜間の授乳がきつい、などなどそれぞれの理由で授乳を辞める時がやってきます。
今回は卒乳ではなく断乳をしようと決めたママのために断乳するために必要な準備と、気を付けることをいくつかご紹介します。
この記事の目次
断乳開始はいつから?
断乳してもいいのか、目安としてよく言われるのが
・3歩自分で歩けるようになっているか。
・水分をコップやマグなどで補給できか。
この2点に気をつけて子供の様子をみてみましょう。
断乳する時期は?
真夏など水分補給を必要とする時期は好ましくないです。
また、子供の環境ががらりと変わっている中(保育園や幼稚園に入ってすぐなど)での断乳も子供に負担がかかります。
大好きなママと離れて寂しいのに、おっぱいまで取り上げるなんて…となるべく入園前におっぱいとサヨナラできているのが好ましいです。
断乳を決めた!何をすればいいの?
断乳したいと思ってもまず何をすればいいのか、初めてだと分かりませんよね。
まずは断乳する為の心の準備をしましょう。ママも子供も準備が必要です。
1歳くらいですと何となく言葉を理解してくれています。
断乳をする1週間前くらいから子供に「もうすぐ、おっぱい、ないないだからね。たくさん飲んでおこうね」といった内容の言葉を授乳の時にかけてあげましょう。
断乳成功までの期間は早ければ1日、長いと1週間かかる子もいます。
最低でも3日は眠れない覚悟をして挑みましょう。
もし、手伝ってくれる人がいるなら声をかけておく方がいいと思います。
断乳当日、朝の授乳で最後です。ママも子供も悔いが無いようにしっかりと飲ませてあげましょう。
昼間は気を紛らわせるために公園や、子供が遊べる場所に連れていきおっぱいの事を忘れさせてください。
お風呂に入れる時は、なるべくおっぱいを見せないようにした方がいいです。
下着をつけたまま入るか、おっぱいに絆創膏を貼るという方法もあります。
夜に泣き出す子への対処法
さて、一番大変な夜です。
昼間はおっぱいが無くて大丈夫な子でも、夜になると泣き出す子がほとんどでしょう。
この大泣きに負けると断乳は成功しません。
ここで絶対にしない方が良いことがあります。
それは泣くのがかわいそうだからおっぱいをあげてしまうこと。
子供は賢いです。泣けばおっぱいをくれると思い、断乳することが本当に難しくなります。
ここでは心を鬼にして絶対におっぱいをあげないでください。
初日の夜は眠れなくて本当にきついと思いますが、子供も大好きなおっぱいをもらえなくて本当に辛いのです。
とにかく気力で乗り切りましょう!
このような方法を数日繰り返すことで子供におっぱいの存在を忘れてもらいます。
おっぱいとサヨナラした子供の姿はとてもたくましく、なんだかすごく成長してみえますよ。
断乳中とても辛かったとしても、この子供の姿を見たときに頑張ってよかったと絶対に思えるので最後まで諦めずに、ママも子供もがんばりましょう。