一人だけの時は抱っこ紐で移動出来る、あるいはベビーカーを持っていてもたたんで乗れる。
でも子供が二人になったらどうなの?そんな疑問をズバッと解決します。
今回の例は幼稚園児と乳児、二人の子供を持つ場合です。
ベビーカーをたたむ事が可能ならなるべくたたんで乗車する事をお勧めしますが、混雑時以外はベビーカーをたたまなくてもOKなのであまり気にしすぎないで下さいね。
この記事の目次
優先席付近に行く
ベビーカーごと乗ろうがたたんでいようが、優先席付近にいれば間違いはないです。
混雑した時間を避けるのは基本ですが、ベビーカーをたたまなくても乗っていられる程度に空いている場合、優先席の横(あるいは自身の目の前/隣の座席に迷惑を掛けないように固定)にベビーカーを止め、きちんとタイヤロックをしましょう。
すぐに降りるから、抑えているから大丈夫、は禁物です。きちんとすべきことをしているからこそ周囲の人も理解出来るのです。
二人乗せベビーカーの場合
乗り降りの際が一番注意すべき時なので、二人共きちんと座らせて安全ベルトをしておきます。
二人乗せベビーカーは通常のベビーカーより重量がありますが、テコの原理を利用すれば簡単に乗り降りする事が出来ます。
縦型ベビーカーなら赤ちゃんを乗せて幼児の手を引いて乗車したり、幼児を先に乗せてベビーカーで乗り込むより二人共乗せておいた方がスムーズに乗車できます。
横型の場合一人乗せとあまり変わらない縦型とは異なりかなり場所を取ってしまうので、出来ればたたむ事をお勧めします。
その場合抱っこしているとベビーカーを乗せる際、赤ちゃんと接触してしまう可能性があるので可能な月齢ならばおんぶしましょう。
上の子は真ん中から乗車させるより端っこの方が中の手すりをつかめるので安全です。
その際、手をドアの間に挟まない(入れない)よう言って聞かせておく必要があります。
赤ちゃんより幼児に注意!
限度はありますが赤ちゃんは泣くのが仕事です。
ちょっとぐずっていてもうるさい!と怒鳴られる事は少ないです。
大半の場合、あら泣いちゃってる、飽きちゃったかな?程度で見守ってくれます。
しかし言えば分かる年齢だと別です。
幼稚園児が靴のまま座席に立って外を見ていたり、運行中の車内で走り回っていたら注意したくなりませんか?
子供は乗り物が好きです。だからこそ赤ちゃんにばかり気を取られず、マナーとルールを教えてあげましょう。
座席に座るならば出来れば靴を脱がせておく、乗り降りの際は親から離れないように教えておく。
万が一子供だけ降りそびれた・乗りそびれた場合に備えて迷子札(氏名・住所・連絡先・目的地)を必ずポケットや首から下げておく。
そして次の駅ですぐに駅員さんに話に行きましょう。
乗車前にもう一度チェック
授乳・おむつ替え・水分補給・おやつなどは乗車する前に済ませておきましょう。
基本的に駅に授乳室はありませんので、出来れば家を出る寸前に飲ませておく。
ケープがあってもホームのベンチや乗車中に授乳するのはマナー違反です。
理由があるから乗車するのはもちろん分かりますが、皆が皆理解者な訳ではありません。
授乳以外でもどうしてもぐずる場合は一度降りる事をおすすめします。
乗車している方とトラブルになるより、一本遅らせて親御さんもお子さんも気持ち良く乗車して下さい。
電車を利用する場合100%安全とは言えませんが、可能な限り危険やトラブルを避けて利用して下さいね。