赤ちゃんを育てる時、母乳で育てるか、ミルクで育てるか、あるいは両方混合で育てるのか悩みますよね。
母乳が出なかったり、おっぱいに何らかの問題(乳腺炎や乳首のキズなど)がある場合は、迷うことなくミルクになりますが、母乳もよく出ている場合は、お母さんが両者のメリットとデメリットをしっかりと理解して選択する必要があります。
私は完全母乳で育てているのですが、時々「あぁーミルクも飲めるようにしておけば良かったー」と感じる事もあります。もちろん、母乳で良かったと思う事もありますよ!
今回はそんなメリット・デメリットを紹介したいと思います。
この記事の目次
母乳で育てる場合
メリット
- ミルクを作る手間がいらないので楽
- 外出する際、ミルク、哺乳瓶、ミルク用のお湯を持ち歩かなくて良いので、身軽。授乳ケープさえあればOK
- ミルク代がかからないので経済的
- 母乳には免疫成分が含まれているので、赤ちゃんの抵抗力が高まる
- 母乳は消化が良いので、内臓機能が未発達な赤ちゃんにも負担になりにくい
- 肌と肌が触れ合うので、良いスキンシップになる
- お母さんは、母乳をあげる事で、妊娠中に増えた体重が戻りやすくなる
デメリット
- 必ずお母さんがおっぱいをあげなければならないので、誰かに任せる事ができない
- お母さんの体調が優れない時でも、誰にも代わってもらえず負担がかかる
- お母さんが食べた物が、母乳へ移行するので、お母さんが風邪や病気で薬を飲まなければいけない時に、飲める薬が限られる
- 薬を飲んでいる間、一時的にミルクに変えなければならないので、その間は慣れないミルク作りで大変になる
- 消化が良いため、授乳回数が多くなったり、夜起きる回数が多くなる
- どのくらい飲んだのか分かりづらい
- 母乳がいらない年齢になっても、おっぱいを吸う安心感から、母乳を飲むのを辞めにくくなる事がある
- 赤ちゃんに歯が生えてくると、噛まれて痛いことがある
ミルクで育てる場合
メリット
- ミルクは誰でもつくれるので、お母さんが外出したい時や、体調が悪い時には、誰かに頼むことができる
- 腹持ちが良いので夜泣きしにくい
- 哺乳瓶で飲ませるため、コップやストローで飲み物を飲んだり、離乳食への移行がしやすい
- 赤ちゃんがどのくらいミルクを飲んだのか、一目でわかる
デメリット
- 毎回ミルクを作らなければならない。
- 飲み終わったら、哺乳瓶を洗って消毒するので、手間がかかる
- 外出する際、ミルク、哺乳瓶、ミルク用のお湯を持ち歩かなければならないので、荷物が増える
- ミルク代がかかる
- 妊娠中に増えた体重が戻りにくい
まとめ
私が母乳育児で良かったと思う事は、楽なことです。
冬場の寒い時期は特に、夜起きてミルクを作らないでも、布団の中でおっぱいをあげられるので、助かりました。
逆に大変だったのは、頭痛で何もせず寝ていたいという時でも、おっぱいをあげなければならなかった事です。
私の場合、おっぱいをあげて、そのまま寝かしつけまでしていたので、寝かしつけに失敗して再び泣き出した時には、こちらが泣きたい気持ちになりました。
私個人としては、今度は母乳とミルクの混合で育てたいと思います。いいとこ取りです。
あなたも、それぞれのメリット・デメリットを知った上で、自分に合った選択をして下さいね。