新生児のお世話の一つとして、沐浴があります。
沐浴とは、赤ちゃんをベビーバスに入れて洗ってあげる事を言います。
生まれて間もない赤ちゃんは、抵抗力が弱いため、大人と入浴するのは避けるようにします。
今回は新生児の沐浴についてまとめてみました。
この記事の目次
沐浴をする期間は?
沐浴は、一般的に生後1ヶ月までと言われていて、1ヶ月健診の時に、医師から許可が出れば大人と入浴しても大丈夫です。
私の場合は、1ヶ月健診に行った際、医師から「赤ちゃんの体重が5㎏になったら、一緒に入ってね」と言われました。
私は1ヶ月になれば一緒に入れると思っていたので、なぜ5㎏になってからなのか質問しました。
その理由は、ある程度大きくなってからの方が、赤ちゃんもしっかりして扱いやすいからという事でした。
生後1ヶ月以降の沐浴をいつまで続けるかは、それぞれの家庭の状況や赤ちゃんの様子を見ながら、お母さんが判断するといいと思います。
沐浴に必要な物10選
- ベビーバス
- 大きなタライ(赤ちゃんの身体をすすぐ時に使います)
- 洗面器(赤ちゃんの顔を拭く時に使います)
- 湯温計
- ガーゼハンカチ1〜2枚
- ベビーコットン
- 赤ちゃん用のボディーソープ(泡で出てくるタイプ)または沐浴剤
- バスタオル
- 保湿剤
- 赤ちゃんの着替え一式
沐浴をする場所はお風呂場がいい?
沐浴をする場所についてですが、お風呂場だと、大人がしゃがんで入れないといけないため、テーブルやキッチンのシンクにベビーバスを置いて入れた方が楽だと言われています。
私も初めはちゃぶ台の上にベビーバスを置いて、沐浴のたびに洗面器でお湯を汲んで運んでいました。
終わった後も同様に、ベビーバスのお湯を汲んで、お風呂場まで捨てに行かなければなりません。
途中からこの往復が面倒になり、お風呂場で沐浴したところ、その方が楽に感じました!
お湯を張る時も、蛇口から直接ベビーバスへお湯を入れるだけですし、終わった後も栓を抜くだけで済みます。
腰を痛めている方は別ですが、そうでない方には一度試していただきたいです。
また、室温は赤ちゃんが快適に過ごせる温度にしておきましょう(夏場25〜28℃、冬場18〜22℃)。
沐浴の仕方は?
①赤ちゃんの着替えを準備しておく。
上着と肌着を広げて、肌着の袖を上着の袖に通しておき、その上にオムツを広げて置いておきます。こうすると、赤ちゃんがお風呂から上がってきた時に、素早く服を着せることが出来ます。
②ベビーバス、タライ、洗面器にお湯を張り、湯温計を使って40℃になっているか確かめる。
何度か沐浴させるうちに、手で触れば丁度良い湯加減がわかってくるので、それまでは湯温計で計るようにしましょう。
③赤ちゃんの服を脱がせてゆっくりとベビーバスにいれます。
右利きの方は、左手に赤ちゃんの頭がくるように抱き、しっかりと首と背中の中間を支えましょう。
赤ちゃんの頭がフラつかないようにするのがポイントです。
この時、赤ちゃんが不安がって暴れるようであれば、お腹の上にガーゼハンカチを掛けてあげてください。
赤ちゃんはお腹の中にいた時の名残で、何かに触れていると安心します。
④コットンを洗面器のお湯に浸してしぼり、一番はじめに目を拭いた後、顔全体を拭く。
ボディーソープを使って顔を洗い、お湯に浸したコットンで拭き取る。
⑤お湯に浸したコットンで頭を濡らし、シャンプーで頭を洗った後、再びコットンで洗い流す。
⑥首→胸→腕→お腹→足→背中→お股→おしりの順で洗っていく。
順番はこの通りじゃなくても大丈夫です。
手にボディーソープを取って、優しく洗ってあげましょう。
⑦ある程度すすぎ終わったら、仕上げにお湯を張ったタライに赤ちゃんを入れてあげます。
ボディーソープをしっかりと落としてあげましょう。
⑧赤ちゃんをタライからバスタオルの上に移動させ、身体を拭いてあげます(この時、赤ちゃんを振って身体に付いた水を落とすのはやめましょう)。
拭き終わったら、保湿剤を塗ります。
湯船から上がって5分以内に塗ってあげると、保湿効果が高くなるので、手早く塗っていきます。
⑨セットしていた服を着せて完了です。
※沐浴剤を使う場合は、ボディーソープは必要ありません。
やり易い方を選択して下さい。
まとめ
いかがでしたか?
生まれたての赤ちゃんはフニャフニャで、初めは緊張すると思いますが、慣れると楽しくなってきますよ。
私の子供は沐浴が大好きで、機嫌が悪くても沐浴をすると静かになり、ぽけ〜っとしていました。
沐浴ができるのは、最初の数ヶ月しかないので、貴重な経験だと思って楽しんで下さいね。