赤ちゃんの便秘はママにとってとても心配なことの一つですよね。
赤ちゃんにとって排便ペースはそれぞれ違います。
1日に何度も排便する子もいれば、2日に1回の子もます。
それぞれのペースが1歳までにだいたい出来てくると思いますが、1歳までは順調だった排便が、なぜか1歳を過ぎてから便秘気味になる子がいます。
我が家の娘もそのパターンで、一歳を過ぎてから排便の回数が減り、痛がるようになりました。
今回は1歳を過ぎてからの便秘の原因と解決策を体験談も交えながらご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
1歳を過ぎてから便秘になる原因は?
断乳や卒乳などの授乳の変化
断乳や卒乳後に便秘になる子は多いです。
今までの水分バランスが崩れて便秘になりやすく、一時的な物で水分をしっかりと摂取させて、食事にも気を付けていると元の状態に戻る事もあります。
食生活の変化
だいたい1歳を過ぎたあたりから離乳食から大人と一緒の食事にシフトしていきます。
今まで食べることが出来なかった物を食べるようになるなど食生活が大きく変化することが原因と言われています。
トイレトレーニング
トイレトレーニングをした後に、急に便秘になる子がいます。
おしっこはトイレでできるけど、うんちがトイレで出来ないというママの話もよく耳にするので、子供にとってはトイレで排便する事は一大事なのかもしれませんね。
トイレが怖くて排便を我慢して便秘になる場合が考えられます。
排便の方法
食生活の変化で、便の硬さもしっかりと形があるものに変わります。
しかし、オムツの場合は立ったまま排便することがほとんどですので、思うように力が入らずに便秘になりやすいです。
心因的
何らかの原因で排便を我慢し、便が硬くなってしまい、排便をするときに痛い思いをしたことによる恐怖で、また排便を我慢してしまうという悪循環に陥ってしまうパターンです。
子供は繊細なので、一度痛い思いをするなど排便にマイナスのイメージができると次も嫌がるようになります。
我が家の娘もこのパターンでどんどん便秘がひどくなり、1週間も我慢するなどひどい便秘状態になりました。
便秘になってしまった時の解決方法
もし、上記のような原因で便秘になってしまった場合は、なるべく早いうちに解決することをお勧めします。
ヨーグルトやフルーツなど便秘に良いとされる物を食べさせ、運動、規則正しい生活、マッサージなど思いつく方法は試してみましょう。
もし薬を使わずに便秘が治るようでしたら、効果のある方法を続けていくといいでしょう。
ただ、心因的な便秘をそのままにしておくと大変な事になるので、なかなか効果が見られない場合は早い段階で病院を受診することをお勧めします。
病院に行った時に治療方針について
我が家の娘は排便を我慢し続けた結果、慢性的な便秘になってしまいました。
小児科のエコーでお腹を診てもらうと直腸が普通の子の2倍になっていると言われました。
大きくなった直腸に便が溜まるので、大きく硬い便になってしまい、出すときにとても痛い思いをしていました。
その先生の治療方針は、下剤で便を柔らかくし溜めずに出すようにすることで、直腸の大きさを元に戻していくというやりかたでした。
その治療を数か月続けて、今では下剤に頼らずに自分の力で排便できるようになりました。
まとめ
多くのママを悩ます便秘ですが、そのままにしておくと本当に子供が辛い思いをするようになります。
あれだけ排便を嫌がって痛がっていた我が家の娘が「痛くないよ~!うんち気持ちいいね!」と言ってくれた時は本当に嬉しかったです。
ママの力で効果が出ない時は早く病院に連れて行ってあげましょう。
子供の便秘に悩むママが、その悩みから少しでも早く解放されることを願っています。