魔の2歳、イヤイヤ期の3歳を寛大に受け入れるコツ。
いくつになっても我が子は可愛いものですが、喋り出すまでが一番可愛い時期という子育て経験者は多いです。 何でもかんでもイヤ!やだ!と癇癪(かんしゃく)を起こしたり、すねてしまう我が子との接し方についていくつか紹介します。
この記事の目次
イヤイヤ期の対処法
ご飯を食べない
ご飯を食べようね→イヤ!と言われた時、食べなさい!と叱っても逆効果で子供はイヤを連呼するだけです。 食べてくれるとしても泣きながら嫌々食べられてはせっかく作ったご飯も美味しくはありません。
ここで大事なポイントは決してお母さんのご飯がイヤなわけではないということ、イヤな理由を探ってみましょう。
- ご飯がイヤならパンやうどんを提案してみる。
- 食器が気に入らないならば自分が使いたい食器を選ばせる。
- 自分で食べたいなら手づかみでもいいから自由に食べさせる。
- 今食べたくないのなら食べたいと言うまでご飯を休憩させる。
思い付く限り全部我が子に聞いてみて下さい。お箸をスプーンに変えるだけで食べる子もいますし、大好きなおかずが一品追加されたら食べる子もいます。
忙しいお母さんからすれば手間がかかるし、そんなことでと思う事もあるかもしれませんが子供なりに考えているんです。 ママ、ママ、と言って甘えていた我が子が成長している証です、寛大に受け入れてあげてください。
買ってくれなきゃイヤと言われる
買い物に連れて行くとこれ買って!買ってくれなきゃイヤ!と駄々を捏ねられて思うように買い物が出来ない時の対処法。
お菓子をねだっているならば、その日のおやつについて話してみたり、お菓子の代わりに夕飯のリクエストを聞いたり、子供の選択肢を増やしてみましょう。 お腹が空いているからねだっていたり、ただ単純にそのお菓子が食べたいだけだったり、理由は必ずあります。
もし買うとしても騒がれるからその場ですぐに買ってしまうのではなく、お母さんのお買い物が終わったら買うなどの提案をしてみて下さい。
一周回って買い物を済ませた時、子供が覚えていたらきちんと買う事。ここで嘘をついてしまうと子供はとても悲しくなり、お母さんの言葉を信じなくなってしまいます。 忘れていたとしても家に着いたら思い出す事もあるので、誤魔化さず「さっきお約束したから買おうね」と声をかけてあげましょう。
イヤイヤ期は信頼関係を作る大事な時期
今までは何でも受け入れていた子供が自分の意思を持ち、それを伝える時期がイヤイヤ期です。 2・3歳ではまだ自分の感情や思っている事を上手に伝える事が出来ません。 だから一番分かりやすい言葉(イヤ、やだなどの否定)を使うだけです。
毎日毎日朝から晩までイヤイヤされると心が折れかけてしまったり、ついつい叱ってしまったりしますが、イヤイヤするのは信用している証拠です。 大人だって何を言っても聞いてもらえなければ段々話さなくなります、それは子供も同じです。
イヤだと言ってもお母さんやお父さんは話を聞いてくれる、言いたい事を分かってくれる、いつも優しくしてくれる人たちだからこそ子供は力いっぱいイヤ!と言えるのです。 イヤだと言われたら好きだと言われていると思って前向きに乗り越えましょう。