離乳食後期になると生後6か月ごろから始まった離乳食も終盤です。最初は要領がつかめずあたふたしていたママもそろそろ慣れてくるころかもしれませんね。ママによっては、離乳食を作ることが楽しくて色々なレシピに挑戦して楽しんでいる人もいるかもしれません。
この頃になると赤ちゃんが好んで食べる食材や、苦手な食材が出てくるなど赤ちゃんの個性も出てきてママにとって日々驚くこともあるでしょう。今回は離乳食後期の開始時期やおすすめの食材、注意点などを紹介していきます。
この記事の目次
離乳食後期はいつから?
離乳食後期は月齢の目安でいうと、9カ月から11カ月です。赤ちゃんの歯茎で潰せる固さの食材に挑戦していきますので、なかなか離乳食がすすんでいないなど、のんびりペースで進めている場合などは月齢どおりに進める必要はないと思います。赤ちゃんの様子をみながら進めていきましょう。
離乳食後期の進め方
離乳食後期も離乳食中期と同様、初めて食べる食材は午前中に食べさせるようにしましょう。鉄分不足を補う為にも赤身のお肉や魚などを活用していきましょう。 味覚が発達する時期でもありますので、色々な食材を与えるようにし、味に慣れさせていきましょう。
また、後期の大きな特徴としては手づかみ食べに挑戦する時期です。野菜スティックや、お焼きなど手づかみをしやすいメニューを工夫してみるといいですね。 一日3回食になります。朝昼晩となるべく規則正しい時間で食べるようにし、食事のリズムを整えていきましょう。
離乳食後期にお勧めの食材
後期になると多くの食材にチャレンジできます。
- 赤身のお肉
- 鳥レバー
- 青魚
- 野菜全般(食物繊維の多い野菜以外はほとんど与える事が出来ます)
お肉や魚はよく火を通して与えるようにしましょう。 また、この頃からバターや醤油、塩など調味料を活用できるようになります。
卵アレルギーが無い場合はマヨネーズも使用可能なので、レパートリーを増やす際には活用していくと良いかもしれませんね。
ただ、注意しておきたいのが、大人の味覚で味見をすると濃い場合もあるので、薄味にすることを忘れないようにしましょう。
遊び食べについて
この頃にママを悩ませるのは食べむらや、遊び食べを始めることです。多くの事に興味が出てくる月齢なので、食事の時間も赤ちゃんにとっては興味がいっぱいです。食べ物を掴んで投げたり、握り潰したりとママが驚くこともあるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては必要な事なので、これも成長の一つと思い目をつむってあげましょう。
あまりにも度が過ぎた場合は美味しく食べようね~などの声掛けをしてもいいかもしれませんね。 私の周りのママで、遊び食べが苦手で、ママが食べさせてあげていたら、1歳を過ぎても自分で食べてくれないと悩んでいるママがいました。遊び食べは確かに散らかるし、お行儀が悪いように見えますが、赤ちゃんの自立心を促す良い機会でもあるようです。
まとめ
今回は離乳食後期について紹介しました。初期から始まった離乳食も残すところは完了期です。離乳食を開始して約半年、悩む事や離乳食作りが面倒だと感じる時もあったかもしれません。完了期になると、大人のご飯を取り分けて使うなどぐんと楽になります。あと少しの離乳食ライフを楽しみましょう。