母乳育児をする中で準備しておくと便利な物が母乳パックです。
赤ちゃんを預ける時も母乳パックに保存した母乳を飲ませてもらえばミルクをあげる必要もありません。
また、産後に赤ちゃんだけ退院が伸びたりすることもよくある話です。
実際に私も、産後に子供の黄疸の数値が高く、光線治療が必要なため子供だけ退院が1日伸びました。
そんな時も家で搾乳した母乳を母乳パックにいれて産院まで届けました。
今回は意外と使える母乳パックのメーカー別の種類、使い方、冷蔵と冷凍保存、解凍方法、代用は出来るのか?などを紹介していきたいと思います。
この記事の目次
母乳パックの種類
メデラ
こちらは、メデラの搾乳機を持っている方や検討している方にお勧めです。
メデラの搾乳機に直接装着して母乳を保存できる仕様になっており、搾乳機から母乳パックに移し替える手間と、洗う手間が軽減されます。
底にマチがあるので自立してくれるので、冷凍冷蔵庫などで収納するのに便利です。冷凍庫焼けを防ぐ2重構造という点もママには嬉しい作りになっています。
ピジョン
サイズの展開が40ml、80ml、160mlと3段回あり、用途にあわせて使えます。
構造は上から入れて下から注ぐようになっており、母乳量がわかる目安ラインが付いています。
税込価格736円~からとお値段も他の物に比べてお手頃です。
カネソン
母乳パックの内部を一度も外部にさらさない独自のインフレーション製法によって製造されており、滅菌処理もされているので食品衛生法の適合品として高い安全性が保証されています。
サイズ展開も50CC、100CC、200CCと展開されており、保育園に預けるママやICUなどに母乳を届けるママには嬉しい大容量サイズです。
ドラッグストアや、ベビー用品店などではカネソンやピジョンなどをよく見かけますので、国内メーカーの方が購入しやすいのではないでしょうか。
次は母乳パックの使い方を紹介していきます。
母乳パックの使い方
冷蔵・冷凍保存の注意点
搾乳した母乳をパックに移し替えます。
その際は搾乳機もよく消毒しておきましょう。
予め、搾乳した日にちと時間をパックに書くようにしておきましょう。
母乳パックでの保存ですが、冷蔵庫での保存は5℃以下で一日(ただし家庭用冷蔵庫は開け閉めを頻繁にするため温度が変わりやすいので注意しましょう)冷凍の場合は3週間保存が可能です。
冷凍保存で注意することは、赤ちゃんの成長に応じて母乳の成分も変化するので、なるべく一週間以内に使うようにしましょう。
解凍の方法
解凍の方法ですが、熱湯や、電子レンジなどでの解凍は母乳の成分が破壊されるためできません。
ぬるま湯でゆっくりと解凍するようにしましょう。
解凍した母乳は哺乳瓶に写し40度のお湯で湯煎し、ミルクと同じようにひと肌まで温めた状態で赤ちゃんには飲ませてください。
母乳パックの代用
母乳パックですが、毎日使う方にとっては出費がかさみますよね。
急に必要になった場合など、安い物や身近な物で代用出来ればいいのですが、赤ちゃんが飲むものなので、きちんと滅菌処理された物でなくてはなりません。
他の物で代用するのは難しいと思います。
まとめ
今回は母乳パックの紹介でした。
母乳育児だとパパがミルクをあげる機会はぐんと減ってしまいます。
パパにも育児を実感してもらいたい!そういった時にも母乳パックで保存した母乳をパパから赤ちゃんに飲ませてあげると、パパも育児に参加できて楽しいかもしれませんね。